筋肉を弱めてしまう要因の発見
1960年代にアメリカのカイロプラクティックドクターであるジョージ・グッドハート博士によって
事故や病気・怪我以外でも、神経の伝達に必要な「電気信号に何らかの問題が起きることで筋力が弱くなる」という人体の生体反応があることが判明しました
例えば、薬や添加物、化学薬品などに触れたり、口にしたり、血流やリンパの流れの滞り、また、ストレスを感じることで筋力が弱くなることが確認されたのです
実はこうした日常生活の中で、筋力を弱めてしまう出来事が多く発生しています
これらにより、私達はいろんな症状や痛みを起こしてしまっていると考えられています
筋肉反射テストのやり方
方法としては様々ありますが、一例としてご説明します
経絡(けいらく)という、鍼灸で使われているツボを結んだ「気(エネルギー)を循環させるラインが身体を張り巡らしていて、主要な14本の経絡が各臓器と関連があることが分かっています
経絡はそれぞれの筋肉とも関係があり、前ももの大腿四頭筋という筋肉は、小腸と関連のある小腸経の経絡と関係しています
まずは、筋肉が筋肉反射テストを行える状態かなのか、予備チェックをした後、
上記のとおり、身体的や精神的にストレスのかかることを脳に伝えた時に、この大腿四頭筋のみが使われる、動作の体勢を保つことができるか(筋肉が強い)、力が入らず体勢を崩してしまう(筋肉が弱い)かというのを確認します
筋肉反射テストの結果でわかること
この作業を繰り返していくことで、体で起きている症状や痛みの原因がわかるのです
筋力の強弱を確認することは、神経障害があるのか、ないのかを知る為に有効な方法だということです
もし、筋力が弱くなる状態があれば、身体で何らかの神経の問題があることあらわれであり、検査の数値だけでは計り知れない不調和が起きていて、症状や痛みと関係があると考えます
病気の手前の段階、未病に対して早めのケアもすることが可能になるのです
14筋バランス調整
キネシオロジーの調整テクニックの一つである14筋バランス調整
主要の14本の経絡と関係する筋肉の強さを確認していく作業を「14筋チェック」といい、弱い筋肉を確かめ、バランスを整えるために身体の脳やリンパ、脊椎の反射ポイントなどを調整することを「14筋バランス調整」といいます
この主要な14本の経絡のエネルギーバランスが整っていることが、人は心身ともに健康でいられると考えられています
弱くなっている筋肉が教えてくれていることは、その筋肉に該当している臓器がバランスを崩しているということだけではなく、東洋医学で関係し合っていると考えられている臓器とのバランスが不調和になっていたり、五行理論においてそこに対応している感情や、環境の乱れも示唆していることがあります
その人の置かれている状況を全体的にみていくことができるキネシオロジー、とっても奥が深いのです
キネシオロジーの世界をぜひ一度ご体感ください!
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