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キネシオロジー筋反射と経絡の関係について
経絡(けいらく)とは?
ツボを結んだライン
東洋医学の考え方で治療する鍼灸に通われたことがある方は、「ツボ」というポイントが身体に存在していることは聞いたことがあるのではないでしょうか?
このポイントは電磁気の性質を持っていて、現在位置が特定できているポイントが身体に500ほどあるといわれています。このツボを結んだラインが「経絡」と呼ばれ、内臓や筋肉を含めた身体の諸機能をつなげています。
プラスとマイナスエネルギー
経絡は全身に存在していてプラスとマイナスのエネルギー(気)の力を持ち、エネルギーは経絡を通って身体の各部分に伝達されています。
東洋医学では「気」「血」「水」のこの3つのバランスをとることは、健康に欠かせないとされています。
エネルギーや気と聞くと、身に見えない存在で分かりづらいかもしれませんが、経絡は現代のテクノロジーのおかげで、電子工学でも放射能測定においても、位置が特定されています。
経絡エネルギーの状態を知る方法
電磁気の性質をもつ「ツボ」は小さな点で構成されており、
「手」「電圧測微計」「筋反射」この3つの方法により、
エネルギーの状態が正常か異常かを特定することができます。
経絡エネルギーの乱れが意味するもの
主要な14本の経絡は、胃経、腎経といったように臓器の名前と同じなのですが、
その経絡エネルギーの滞りやエネルギーの過剰があるからといって、その臓器が弱っているとは言えません。
筋反射の結果、バランスが乱れている経絡が教えてくれていることは、
ただ、その経絡のエネルギーの流れの一部分がせき止められたり、滞っていたりしているということです。
経絡の循環の法則と健康
身体の表面を流れる経絡には一定のサイクルがあります。
マイナスエネルギー「陰」の経絡、プラスエネルギー「陽」の経絡に分かれます。
陰のエネルギーは大地から流れ、足から胴へ、そして胴から腕の内側を沿って指先に流れ、
陽のエネルギーは太陽から注がれ、指から顔、顔から足に向かって続いていきます。
経絡の流れは連続した途切れのないものであり、エネルギーの流れる方向は一定です。
このエネルギーの流れがスムーズだと、流れと調和して身体はもっとも健康であるといわれています。
経絡エネルギーが不和になる原因
経絡エネルギーが乱れてしまう大きな要因に、身体の酷使やストレスがかかり続けることがあげられます
ストレスが連続したり、たまりすぎることで、回路に負荷がかかり、回路のブレーカーが落ちた状態に
なってしまうと考えられています。
経絡の乱れを筋反射で確認した後は
筋反射で経絡のバランスが乱れている個所を確認し、
妨害されているエネルギーの流れを元に戻していく・・
病気を治すということが目的ではなく
もっとも健康でいられるエネルギーバランスにととのえていくことが、
キネシオロジーの調整での目的になります
人のカラダには自然治癒力や自己免疫力という
素晴らしい回復機能や自分を守る機能が備わっています
そして、「健康」とは、身体だけではなく心も含まれます
男性性をあらわす「陽」、女性性をあらわす「陰」をはじめ
肉体に関するもの
思考に関するもの
感情に関するもの
化学に関するもの
魂に関するもの・・
この世のすべてのものが陰陽に分類され、
「宇宙の法則」のもと渾然一体となって働き、
矛盾することはありません
ひとりの存在の中でも、陰陽は入り組んで存在しています
マイナスの中にもプラスが、プラスの中にもマイナスがある・・・
心理的にストレスのかかっている「経絡」の流れを修正していくことも可能なキネシオロジーは
人の全体をみていく、ホリスティックな調整方法です
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